自動車をデザインする際に、デザイナーのスケッチをもとに実物大のモデル(模型)を製作します。
その際、盛り削りがし易く形状の変更が容易なクレイ(粘土)を使用します。デザイナーの描いた2次元である
スケッチをベースにクレイにて立体化をする人たちをカーモデラーと呼びます。最近ではクレイモデルのみでは
なく、3Dコンピューターによるクレイを使わないバーチャルモデリングも行われます。実際の作業ではクレイの
他に、木材・金属・プラスチック等を使い塗装し、まるで実車の様なモデルを製作します。
◎クレイモデル製作 スケールモデルからフルサイズのモデルや室内のモデルを造形し、デザインの検討を行います。 |
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◎モデル加工・測定 クレイでカタチにしたモデルを測定し、デジタルデータに置き換えます また、CADでつくられたデータから加工機を操作し、クルマのかたちに加工も行います |
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◎室内モックアップ・部品製作 室内モックアップは実際にクルマに乗ってデザイン検討や操作性などを確認するモデルです 木を削る工具で加工したり、皮を巻いたり縫製を行い本物のクルマと同じ質感に仕上げます |
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◎モデル塗装 モデルづくりの最終段階で塗装をします クレイモデルや部品すべてに着色し、実際のクルマの表現を行います |
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◎CADデータ作成 クルマのアイデアスケッチ(絵)からデータを作成、し立体化したりクレイでつくられたカタチ からデータを作成し、最終的にはクルマとして製品化されていきます |
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◎CG制作 クルマを画面上でデザイン検討を行ったり、カタログ・プロモーションビデオを制作し、クルマの 魅力を発信します |
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日本カーモデラー協会(JCMA)
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